究極!AutoCAD LT開発環境

昨夜… 詳説 ObjectARX―オブジェクト指向を利用したCADデータベース設計 の著者、小池氏と食事をする機会がありました。

長年、Autodesk社開発部に在籍されていた人です。ずいぶん前になりますが… 私もAutodesk社にて、小池氏講師のObjectARX関連のセミナーを受講したことがあります。独立された後、一度どこかでお会いして名詞交換をさせて頂いたことがありましたので、面識はありましたが… ゆっくりとお話をさせて頂いたのは今回が初めてでした。

業界話に華が咲き… とても楽しかったです。

小池氏の会社 有限会社ポリモフィズム で開発されております 「LT VB-COM」は、以前から、その存在は知っておりましたが…  初版がリリースされたのが、IntelliCADに入れ込み始めた時期と重なっていたこともあり、特別興味を持つことはありませんでした。

興味を持たなかった背景(つまり、IntelliCADへ進んだ理由)としては、Autodesk社の方針により、AutoCAD LT向けの開発環境は将来のVerUpに対応させることが難しく全滅… 将来はない!と考えていたからです。

ですが… 真面目に話を聞いてみますと、これ「LT VB-COM」は少し毛色が違うみたいですね… 実に上手い仕組みを使っています。基本的には AutoCAD の VerUp を心配する必要がありません… 賢い! 私的には、互換CADが提供を始めた ObjectARX開発環境と比べると、こちらのほうが正攻法で将来的にも明るいように思えました。

※LT2009/LT2010 など、最近のAutoCAD Version に対応した体験版が用意されていないのが残念… 加えて、ホームページもう少しなんとかしたら?と提案。 もっと脚光を浴びて良い技術だと思います。

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