2010年9月 のアーカイブ

ゴルフ場 – グリーン> 3次元計測 / 点群データによる視覚化の検討

2010年9月27日 月曜日

グリーン面を 3次元レーザースキャナ(TOPCON GLS-1500)で計測したデータを頂きました。最近、興味を持って調査している POINTOOLS という点群処理専用のソフトウェアを使って何かしら出来ないか?

POINTOOLS へ計測データ(点群)を取り込んだ状態… 計測時に座標と一緒に取得した色情報によって着色しています。

GolfGreen1

POINTOOLSには、取り込んだ点群を標高によって色分けする機能があり、設定:0.05(m) で濃淡色を繰り返すことで、5cm ピッチの等高線と同じような結果が得られました。

GolfGreen2

視点を上面(XY平面=真上から見た状態)にした状態。

GolfGreen3

3次元スキャナーによる計測は、その特性上、グリーン境界外のデータも一緒に取得されます。そこで、グリーン外側の点群データを除外… 別途、TS測量などによって境界座標が判っている場合は、点群データと境界線データを合成することで、より正確なグリーン領域を作る事ができますが、今回は、スキャンされた「色」を頼りに大まかに境界を作成しました。

GolfGreen5

GolfGreen6

この類の計測された点群データの加工&視覚化の用途において、計測した点群データを元に 3D-CAD でモデリング(CADデータ化)する必要はなく、POINTOOLS(点群のまま解析)は、とても有効なソフトウェアになるかもしれません。

POINTOOLS 日本語版の問合わせ> 3D Geosolution LLC

iPhone iPad – 土木 3次元地形 モデル表示

2010年9月13日 月曜日

iPhone / iPad 向け3次元モデルビューア「 iRhino 3D」を見て、これを土木に活用できないか?と考えておりました。

iRhino 3D は、Rhinoceros という 3D-CAD のデータ形式(3DM)用のビューアなので、建設業には馴染みが少ないと思います。

Rhinoceros は、3次元自由曲面(サーフェス)を扱うのが得意な 3D-CADで、主に曲面が多様される工業製品のデザインに利用されています。

ですが… これ(3次元自由曲面)は、土木分野における3次元モデル作成においては、必須となる「地形」のモデリングに好都合なのではないかと…

測量会社さんより、ゴルフ場の測量図とTS観測点の座標データ(CSV)を頂き、Rhinocerosでモデリングしてみました。

Golf-DXF

手順

  1. 測量図 – 平面 ( 2D – DXF) をRhinoへ取り込む。
  2. 観測点(点名, X,Y,Z)が納められたテキストデータを Rhinoへ点群として取り込む>平面図とX,Y座標を合わせる。
  3. 平面図を参考にしながら、取り込んだ点群をスナップ>トレースして境界曲線を作成する。
  4. 作成した境界曲線に面を貼る(グリーン面, FW面などの面発生の際には、独立した観測点も含める)。
  5. それっぽくなるようにマテリアルを割り当てる。
  6. 完成した 3DM ファイルを iPhone へ転送。

Golf-iPhone

3Dモデルを取り込んでますから、iPhoneのタップ&ピンチ操作によって、拡大したり、グルグルと回してみる事が出来ます。

今回は、試行錯誤しながらのモデリングでしたので半日ほど掛かってしまいましたが… 慣れれば、1ホール1時間もあればモデリングできそうな感じです。

ご興味があれば、ご連絡下さい。
http://www.ebatech.jp/contact