‘Rhinoceros’ カテゴリーのアーカイブ

iPhone iPad – 土木 3次元地形 モデル表示

2010年9月13日 月曜日

iPhone / iPad 向け3次元モデルビューア「 iRhino 3D」を見て、これを土木に活用できないか?と考えておりました。

iRhino 3D は、Rhinoceros という 3D-CAD のデータ形式(3DM)用のビューアなので、建設業には馴染みが少ないと思います。

Rhinoceros は、3次元自由曲面(サーフェス)を扱うのが得意な 3D-CADで、主に曲面が多様される工業製品のデザインに利用されています。

ですが… これ(3次元自由曲面)は、土木分野における3次元モデル作成においては、必須となる「地形」のモデリングに好都合なのではないかと…

測量会社さんより、ゴルフ場の測量図とTS観測点の座標データ(CSV)を頂き、Rhinocerosでモデリングしてみました。

Golf-DXF

手順

  1. 測量図 – 平面 ( 2D – DXF) をRhinoへ取り込む。
  2. 観測点(点名, X,Y,Z)が納められたテキストデータを Rhinoへ点群として取り込む>平面図とX,Y座標を合わせる。
  3. 平面図を参考にしながら、取り込んだ点群をスナップ>トレースして境界曲線を作成する。
  4. 作成した境界曲線に面を貼る(グリーン面, FW面などの面発生の際には、独立した観測点も含める)。
  5. それっぽくなるようにマテリアルを割り当てる。
  6. 完成した 3DM ファイルを iPhone へ転送。

Golf-iPhone

3Dモデルを取り込んでますから、iPhoneのタップ&ピンチ操作によって、拡大したり、グルグルと回してみる事が出来ます。

今回は、試行錯誤しながらのモデリングでしたので半日ほど掛かってしまいましたが… 慣れれば、1ホール1時間もあればモデリングできそうな感じです。

ご興味があれば、ご連絡下さい。
http://www.ebatech.jp/contact

3Dスキャナ(点群) → 地形モデル → iPad

2010年8月19日 木曜日
RhinoTerrain - iRhinoRhinoTerrain – iRhino

3次元地形モデルを iPad へ取り込み、グルグルと回転させることが出来れば、いろいろな用途に利用できそうです。

使用したソフトウェア

  • PC側:Rhinoceros + RhinoTerrain
  • iPad側:iRhino

RhinoTerrainは、Rhinocerosへ点群データを取り込み、地形モデル(サーフェス)を生成するPluginです。大量の点群から最適な地形モデルを高速に生成します。

iRhinoは、Rhinocerosのネイティブデータである 3DMファイルをiPhone/iPadで表示するためのアプリケーションで、非常に高速にモデルを回転したり、拡大縮小したりできます。iPhone/iPadならではの2本指操作でモデルを自由にビューイングできるのは、とても快適!

ただし、iPadのハードウェアからくる制約から、大きなモデルデータを扱う事は出来ません(大きなデータを読ませてみると… 時間がかかった挙げ句、強制終了します)ので、データを軽くする工夫が必要になります。

3DMファイル:20MB程度、ポリゴン数:500,000 あたりが上限の目安となるようです。

Rhinoceros 使ってみた

2009年12月31日 木曜日

作品を1つ作ってみたら、なんとなく使えるようになりました。 元祖は、AutoCADアドオンアプリケーションだったとのことで、AutoCADと概念が良く似ている。 少し前のAutoCADに賢いサーフェイスモデラーが付属したような感じ!? AutoCAD利用者であれば、さほど違和感なく、比較的、容易に習得できると思います。

Robert McNeel & Associates

2009年12月19日 土曜日

この会社名から私が連想するのは「DosLib」… AutoLISP を拡張する関数セットライブラリで、IntelliCADにも付属してました。 最近、私がハマりはじめた、Rhinocerosの開発元> http://www.mcneel.com/

今日、Rhinocerosの国内総販売元である アプリクラフトさん主催のセミナーに、Robert McNeel & Associates 社の社長が来られるということだったので、横浜まで出かけてきました。

頂いた名刺には、Bob McNeel と書かれてました。

Williamの愛称が Billというのは、Williamを「ウイリアム」と読む日本人には理解に苦しむのですが… これはビルゲイツ氏のおかげ?で、わりと有名。

ロバート = ボブさん…  実は、恥ずかしながら最近まで知りませんでした。 昨年、就任した IntelliCAD Technology Consortiumの社長が Bobさんなのですが、初めてメールを頂いた時に差出人が Robert という名前になっていて… 「あなた誰?」って (汗)

こちらのBobさんも、とても良い人… Rhino 好きになりそうです。

レゴブロック

2009年12月4日 金曜日

Rhinocerosでレゴブロックを組み立て> Rhino Assembly